REVIEW(09/12/08)
拡張機能「Stylish」を使って「Firefox」のメニューやダイアログをすりガラス風に
メニューバーからポップアップするメニューや確認ダイアログ全体が半透明に変化
「Stylish」は、「Firefox」のユーザーインターフェイスや表示したWebページの見た目をカスタマイズできる拡張機能。「Firefox」v3.0以降に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows Vista上の「Firefox」v3.5.5で動作確認した。ライブラリサイト“Firefox Add-ons”からダウンロードできる。
「Stylish」でユーザーインターフェイスなどの見た目を変更するのは簡単で、“user styles”と呼ばれる「Stylish」用の設定ファイルをライブラリサイト“userstyles.org”などから導入すればよい。“userstyles.org”では、多種多様なuser stylesが公開されており、たとえば「Glass menus. Firefox 3.1」と「Glass dialogs. Firefox 3.1」を使えば、メニューやダイアログを半透明化することが可能。
「Glass menus. Firefox 3.1」は、メニューバーから表示されるメニューを始め、右クリックメニューやプルダウンメニューなども、すりガラスのような半透明の素材でできているかのように変化させるuser styles。さらに、各種メニューの角が丸くなり、ソフトの機械的な印象を和らげてくれる。なお、「Glass menus. Firefox 3.1」を導入すると、メニューバーから表示されるメニューなど一部のメニューはドラッグしている間のみ表示され、マウスのボタンを放した時点の項目が選択されるようになるため注意。
「Glass dialogs. Firefox 3.1」は、「Firefox」終了時の確認ダイアログやエラーダイアログ全体を半透明化できるuser styles。また、バージョンダイアログもウィンドウの縁や各種ボタンの背景が半透明化される仕組み。
なお、上記2つのuser stylesはWindows Vista以降の“Aero”機能を利用しているため、Windows XP以前のOSでは正常に動作しない。
- 【著作権者】
- Jason Barnabe 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows Vistaで動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.0.7(09/10/28)