レビュー
ストアアプリで共有したリンク・画像をクリップボードへ「Share via Clipboard」
ストアアプリとデスクトップアプリの連携が容易に。スクリーンショットの転送にも
(2016/5/26 05:05)
「Share via Clipboard」は、ストアアプリの[共有]コマンドで得られたリンク・画像データをクリップボードへコピーできるアプリ。Windows 10/Windows 10 Mobileに対応するUWPアプリで、“Microsoft ストア”から無償でダウンロードできる。
ストアアプリの多くには[共有]ボタンが設けられており、[共有]チャームからリンクや画像を他のストアアプリへと受け渡すことができる。しかし、デスクトップアプリと連携する機能は標準で用意されておらず、不便に感じられることが少なくなかった。本アプリは、こうした不満を解消するために開発されたツールだ。
本アプリを[共有]チャームで利用すると、共有されたデータをそのままクリップボードへコピーする。これをデスクトップアプリへコピーすれば、ストアアプリとデスクトップアプリの連携が可能となるわけだ。
ストアアプリではさまざまな形式のデータを[共有]コマンドでやり取りできるが、本アプリが対応するのはリンクと画像のみ。リンクと画像の両方が[共有]コマンドで渡された場合は、[共有]チャームのプルダウンメニューでどちらをクリップボードへコピーするかを選択できる。たとえば、Windows 10にプリインストールされている「ニュース」アプリでは、ニュース記事へのリンクとニュースに掲載されている写真の2つを共有可能となっており、本アプリでそのどちらをクリップボードへ送るかを選べる。
なお、ストアアプリが[共有]コマンドに対応していない場合でも、[Windows]+[H]キーで[共有]チャームを呼び出すことが可能。データの受け渡しは行えないが、スクリーンショットを撮影して共有するWindows標準の機能と組み合わせれば、本アプリを介してストアアプリのスクリーンショットをクリップボードへ転送するといった使い方もできる。
ソフトウェア情報
- 「Share via Clipboard」
- 【著作権者】
- Krystof Riha 氏
- 【対応OS】
- Windows 10/Windows 10 Mobile
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.3.0