PCでメモした付箋アプリが「OneNote」アプリにも ～新機能“フィード”に注目

Windows デスクトップ版「OneNote」アプリで“フィード”機能が利用可能に

　メモを取ろうと久しぶりに「OneNote」アプリ（Windows デスクトップ版とWindows 10版）を起動してみると、“フィード”という機能が利用できるようになっていました。昨年の11月に少しアナウンスされた機能のようで、以下のコンテンツを「OneNote」アプリから扱えるようになります。

• 付箋メモ（Windows 10標準の「Microsoft Sticky Notes」）
• Samsung製スマートフォンに搭載されているメモアプリ「Galaxy Notes」
• 「OneNote」ページ（間もなく実装予定）

PCと同じ“Microsoft アカウント”でサインイン

付箋メモなどが同期される

Windows 10版「OneNote」アプリでも確認。利用できない場合は機能が展開されるまでしばらく待つか、“Office Insider”に加入して試験機能を利用できるようにしましょう

　「Sticky Notes」に保存した付箋メモは、同じ“Microsoft アカウント”でログインした他の「Sticky Notes」と同期可能。また、PCが手元になくてもWebやスマートフォンからもアクセスできます。

• Web版「OneNote」（www.onenote.com/stickynotes）
• Web版「Outlook」
• Android向けホーム画面アプリ「Microsoft Launcher」

　筆者は「Samsung Notes」を使っていないのでそっちはことはよくわからないのですが、PCでメモした付箋メモを「OneNote」で活用できるようになるのは結構便利なんじゃないかなと思います。「Microsoft 365」の有償ライセンスを購読しているユーザーはもちろん、ライセンスのないユーザーも利用できるとのことなので、ぜひ活用してください。

　なお、「OneNote」アプリから付箋メモを作成・編集することは可能（「Samsung Notes」は不可）ですが、日本語入力に難がある模様。日本語入力の問題は日本語ユーザーがフィードバックしないといつまで経っても修正されないので、画面右上の［フィードバック］ボタン（顔文字のアイコン）から問題を報告するようにしましょう。

日本語の入力に不具合があるよう。ちゃんとフィードバックしましょう