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「OneNote 2016」は終わらず ~「Office 2019」に合わせてサポート延長、ダークモードも追加へ

2020年3月以降は「Office 2019」「Office 365」のインストールでも既定で含まれるように

“Microsoft Tech Community”におけるアナウンス

 米Microsoftは11月4日(現地時間)、「OneNote 2016」のサポート期間を延長すると発表した。本来は2020年10月でサポートを終了する予定だったが、「Microsoft Office 2019」(メインストリームサポートは2023年10月10日まで、延長サポートは2025年10月14日まで)に合わせて調整するという。

 Windows環境で利用できる「OneNote」アプリには現在、Windows 10専用のストアアプリ「OneNote for Windows 10」と、Windows 7/8.1でも利用できる「OneNote 2016」の2種類が存在する。Microsoftは元々「OneNote」アプリを「OneNote for Windows 10」へ一本化する方針で、「Office 2019」をリリースする際も「OneNote 2019」を含めず、基本的には「OneNote for Windows 10」の利用を推奨していた。

 しかし、「OneNote for Windows 10」ではサポートされていない機能も少なからず残されており、完全な一本化は難しいのが現状だ。たとえば、「OneNote」向けのアドオンは「OneNote 2016」でしか利用できない。

 同社は「OneNote 2016」のサポートを延長するとともに、個人および組織における展開も容易にする考えだ。2020年3月以降、「Office 2019」や「Office 365」をインストールすると、「Word」や「Excel」などと一緒に、「OneNote 2016」も既定でインストールされるようになる。これまで通り、「OneNote 2016」を単体で入手することも可能だ。

 そのほかにも、「OneNote 2016」では“ダーク モード”もサポートされるとのこと。「Office 365」の定期購読者とボリュームライセンスを除く「Office 2019」に対し、2019年11月ないし12月のアップデートとして段階的にロールアウトされるという。

「OneNote 2016」で“ダーク モード”がサポートされる