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Microsoft、「OneNote」のファイル添付を一時的に100MBへ制限

新型コロナウイルスの影響下でもサービスを維持、クラウドファイル添付を推奨

公式コミュニティ“ Microsoft Tech Community”での発表

 米Microsoftは3月23日(現地時間)、「OneNote」におけるファイル添付を一時的に制限していることを発表した。新型コロナウイルス(COVID-19)の影響拡大が懸念されるなか、前例のない事態にあってもサービスの提供を維持するためだという。

 同社によると、現在「OneNote」の添付ファイルのダウンロードは100MBに制限されている。ほとんどの「OneNote」クライアントはファイルのアップロードを50MBに制限しているため影響を受けるケースは稀だが、大きなファイルが添付される可能性のあるシナリオも若干存在し、その場合は回避策を講じないとダウンロードが正常に行われない場合がある。

  • Web版「OneNote」(www.onenote.com)でノートブックを開き、添付ファイルを右クリックして[名前を付けて保存]メニューから保存する
  • 「OneNote 2016」または別のデスクトップ版「OneNote」を利用する

 なお、大きなファイルを「OneNote」で共有したい場合は、いったん「SharePoint Online」にアップロードし、ノートブックから添付ファイルにリンクする方法が推奨されている。ここのようにクラウドファイルとして添付しておけば、サイズ制限の影響を受けずにファイルを利用できる。