やじうまの杜
「Office 2019」や「Office 365」をインストールすると「OneNote 2016」が消える?
Windows 10環境ではストアアプリ版が推奨
2018年11月28日 06:30
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「Microsoft Office 2019」や「Office 365」をインストールすると、Windows 10環境で「OneNote 2016」がアプリ一覧に表示されなくなることがあるのだそうです。
この現象は不具合というわけではなく、おすすめの「OneNote」が「Office 2019」世代ではWindows 10(ストアアプリ)版の「OneNote」に切り替わった影響だとのこと。
要するに、「OneNote 2019」は提供しません、Windows 10環境ではより機能の充実したストアアプリ版の「OneNote」を利用してください、ということのようですね。
ストアアプリ版の「OneNote」は毎月のアップデートで着実に機能を充実させてきているので、Windows 10を使っているのであれば、もはや「OneNote 2016」を使い続ける意味はあまりありません。
- 「OneNote」への印刷やバージョン管理に対応 ~Windows 10版「OneNote」の5月更新 - 窓の杜
- Windows 10版「OneNote」が複数ウィンドウをサポート ~2017年7月機能アップデート - 窓の杜
- Windows 10向け「OneNote」アプリの2017年10月機能更新が発表、印刷機能が強化 - 窓の杜
- Windows 10版「OneNote」にドキュメントスキャナーアプリ「Office Lens」が統合 - 窓の杜
- Windows 10向け「OneNote」に新デザインが導入 ~2017年6月機能アップデート - 窓の杜
- Windows 10向け「OneNote」にインク効果が追加、「OneNote Web Clipper」も大幅強化 - 窓の杜
- Windows 10向け「OneNote」アプリに物差し機能が追加 ~2017年12月機能アップデート - 窓の杜
- Windows 10版「OneNote」の3月更新が発表 ~ペンの設定を他端末・アプリと共有可能に - 窓の杜
- 手書き入力をテキストに変換 ~Windows 10向け「OneNote」アプリの2017年9月更新 - 窓の杜
とくに手書き入力を活用しているユーザーや、チームで共同編集をする場合、モバイルやWebと同じ使い勝手を求める人には、ストアアプリ版の「OneNote」が断然おすすめです。
とはいえ、まだまだ「OneNote 2016」でしかできないことも少なくありません。同社のサポートページによると、ストアアプリ版でまだ未対応の機能は以下の通り。
- ノートで Outlook タスクを作成します。
- お気に入りのコマンドをクイック アクセス ツール バーにピン留めします。
- テンプレートをページに適用して、特定の外観やレイアウトを維持します。
- ビデオを録画します。
- Internet Explorer と Office ファイルの Web ページにノートをリンクします。
- バックアップなど、クラウドではなくローカル ハード ドライブにノートブックを保存します。
- サードパーティの COM アドインをサポートします。
学習障害を抱える生徒を支援する「OneNote 学習ツール」といったアドインが利用できないのはつらいところ。もしWindows 10環境で「OneNote 2016」が必要な場合は、サポートページからダウンロードしてインストールすれば、再び利用できるようになります。