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Windows 10向け「OneNote」にインク効果が追加、「OneNote Web Clipper」も大幅強化

「Clipper」にはプレビュー、複数領域キャプチャー、文章ハイライトなどの新機能が

Windows 10向け「OneNote」v17.7167.577731.0

 米Microsoft Corporationは21日(現地時間)、公式ブログ“Office Blogs”で、デジタルノートアプリ「OneNote」のアップデート内容を公表した。Windows 10向け「OneNote」アプリ(UWP版)で新しいインク効果が追加されたほか、「OneNote Web Clipper」が大幅に強化されている。

 Windows 10向け「OneNote」アプリの新しいインク効果は、色パレットから選択することが可能。虹・銀河・金・銀の4エフェクトが用意されており、これまで単色カラーしか選べなかったペン入力がより楽しいものとなっている。

 UWP版「OneNote」アプリはWindows 10にプリインストールされており、現在「ストア」アプリから最新版へアップデートすることが可能。

「OneNote Web Clipper」

 一方、「OneNote Web Clipper」にはクリップしたコンテンツをプレビューする機能が新たに搭載された。Webページを“OneNote”へクリップする前に、クリップした後どのように表示されるのかを確認することができる。

 さらに、“領域”クリップ機能では複数領域のキャプチャーをサポート。プレビュー画面左上にある[別の領域を追加]ボタンを押すと、新たにキャプチャー領域を指定して追加することができる。また、“記事”クリップ機能ではテキストをハイライトする機能が追加され、強調表示したいテキスト部分に蛍光色のマーカーでマーキングできるようになった。

 そのほかにも、“YouTube”や“Vimeo”の動画をクリップする機能や、クリップした記事が読みやすくなるようフォントの種類や大きさを調節する機能などが追加されている。

複数領域のキャプチャーをサポートした“領域”クリップ機能
テキストをハイライトに対応した“記事”クリップ機能。フォントの種類や大きさを調節することも

 「OneNote Web Clipper」は「Google Chrome」や「Safari」(Mac版)などに対応する拡張機能で、“OneNote”の公式サイトから無償でインストール可能。「Internet Explorer」などで利用できるブックマークレットも用意されている。ただし、ブックマークレット版では“領域”クリップ機能など一部機能が利用できないようだ。

ソフトウェア情報

「OneNote」Windows 10版
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows 10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
17.7167.57731.0(16/07/21)