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Windows 10向け「OneNote」に新デザインが導入 ~2017年6月機能アップデート
ページプレビュー機能、ページ検索機能を追加。競合解決などコラボレーションも強化
2017年6月19日 14:12
米Microsoft Corporationは、Windows 10向け「OneNote」アプリの2017年6月機能アップデートv17.8269.5764を公開した。現在、「ストア」アプリから無償で更新可能。今回のアップデートでは、先日アナウンスされた新しいデザインが導入されている。
新しい「OneNote」は、ナビゲーション機能を中心に大幅なデザインの改善が行われた。たとえば、ノートリスト左上のボタンを押すとナビゲーションウィンドウがアニメーションとともに展開される。このウィンドウではノートブック・セクション・ページが階層化されており、今どのノートを編集しているのかを一目で把握可能。ノートをドラッグ&ドロップして、異なるノートブックやセクションへ移動させるのも簡単だ。ノートをクリックすればウィンドウは自動で格納され、元のノートリストだけになるので、編集時に邪魔になることもない。
また、[表示]タブの[ナビゲーション ウィンドウ]メニューからナビゲーションウィンドウそのものを無効化することも可能。[ページ プレビューの表示]オプションを有効化すれば、ページリストにそれぞれのページの内容がプレビュー表示される。
さらに、新しいデザインはアクセシビリティにも配慮されており、ナビゲーションウィンドウはキーボードショートカットやスクリーンリーダーで快適に利用できる。ハンディキャップのあるユーザーだけでなく、一般のユーザーにとってもうれしい改善と言えるだろう。
そのほかにも、[Ctrl]+[F]キーでキーワード検索を行う機能やコマンドを検索できる機能、ノートを他のノートの“サブページ”にする機能、ノートブックに“ニックネーム”を付ける機能、ノートブックに設定する機能などが新たにサポートされた。
また、コラボレーション機能も強化されており、他人が共有ノートブックを編集した際、その部分のセクションやノートを太字で強調表示する機能や、ページの競合を解決するツールが追加されている。
ソフトウェア情報
- 「OneNote」Windows 10版
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 10/Windows 10 Mobile
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 17.8269.5764