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Windows 10標準の付箋アプリが“Outlook on the web”に統合、メールと一緒に読み書き可能に
来年1月にもすべての“Office 365”ユーザーへロールアウト
2019年12月20日 15:11
Windows 10標準の付箋アプリ「Microsoft Sticky Notes」が“Outlook on the web”に統合され、付箋メモを直接“Outlook”で管理できるようになる。米Microsoftは来年1月にも、すべての“Office 365”ユーザーにこの統合をローリングアウトする計画だ。
Create, edit, and view your Sticky Notes directly in@Outlookfor the web! Sticky Notes in Outlook for the web makes it easier than ever to manage your notes with your emails. Rolling out next month to all Office users!pic.twitter.com/5iOLPMjbeW
— Microsoft OneNote (@msonenote)December 10, 2019
「Sticky Notes」は、Windows 10に標準搭載されている付箋アプリ。“Microsoft アカウント”を介したクロスデバイス同期をサポートしており、複数のPCで付箋メモを同期できるのが最大の特徴。Web(www.onenote.com/stickynotes)やAndroid向けランチャーアプリ「Microsoft Launcher」でもメモを閲覧・編集できる。
編集部にて確認したところ、“Microsoft アカウント”で利用する“Outlook.com”でも「Sticky Notes」のメモは閲覧できるようだ。しかし、メモの編集には対応しておらず、デザインも付箋らしくない。来月の“Outlook on the web”アップデートではこれらが改善され、“付箋”と呼ぶにふさわしい内容となるだろう。公式Twitterアカウントの動画によると、メールに含まれるコンテンツをコピーして、付箋メモに貼り付ける機能もサポートされるようだ。