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「Outlook」に一時トラブル、予期せず終了してしまうとの報告

今月のセキュリティ更新は無関係、すでに解決済み

同社のサポートページ

 米Microsoftは7月15日(現地時間)、「Outlook」が予期せず終了したり、開く際に“Outlook は前回起動に失敗しました”というエラーメッセージが表示される問題が発生していたことを明らかにした。問題はすでに解決されているとのこと。

 同社によると、影響を受ける環境はクライアントOSの以下のバージョン。「イベント ビューア」に「OUTLOOK.EXE」のクラッシュイベント(例外コード:0xc000005)が記録されていることがあるという。

  • Windows 10 バージョン 2004
  • Windows 10 バージョン 1909
  • Windows 10 バージョン 1903
  • Windows 10 バージョン 1809
  • Windows 10 Enterprise LTSC 2019
  • Windows 10 バージョン 1803
  • Windows 10 バージョン 1709
  • Windows 10 バージョン 1607
  • Windows 10 Enterprise 2015 LTSB
  • Windows 8.1
  • Windows 7 SP1

 今月のセキュリティ更新プログラムが配信されたばかりだったため、その影響が疑われたが、Windowsの更新プログラムとは無関係だったようだ。7月15日午後3時30分(太平洋標準時、日本時間16日8時30分)までに問題は解決されたとのこと。「Outlook」が完全にリフレッシュされ、期待通りに動作するようになるまで何度か起動を試みる必要があるかもしれないが、OSの更新は必要ない。