夏休み特別企画
窓の杜編集部厳選、やり込み系RPG集
フリーで遊べるこの夏お勧めのゲームを4本紹介
(09/07/23)
待ちに待った夏休み。家族や友人と旅行に出かけるという人も多いだろう。しかし、不景気でお金がない、わざわざ暑いなか出かけるなんて考えられないといった理由で今ひとつ夏を楽しめないという人もいるのではないだろうか。
とはいえ、旅行に出かけるだけが正しい夏休みの過ごし方ではないはずだ。インターネット上には、フリーソフトとは思えないほどの完成度とやり込み要素を兼ね備えたやり応え十分のゲームが数多く公開されている。この夏は、エアコンの効いた涼しい部屋の中で、お金をかけずにゲーム三昧な日々を送ってみるというのはどうだろう。
そこで今回は、これまでに窓の杜で紹介してきた多種多彩なゲームのなかから、夏休みを使ってじっくりとやり込みたい全4作品のRPGをご紹介する。4作品のなかから気に入った1作を見つけてとことんやり込んでみてもよし、夏休みの間に4作品制覇を狙ってみるというのも面白いだろう。
全自動RPG「まほでんわーるど」
前代未聞のフルオートマチックRPG誕生!
最大6人のパーティを組み、ダンジョンを攻略していくRPGなのだが、プレイヤーが行うのはパーティの編成と攻略するダンジョンの選択、そしてダンジョン内にいるパーティへの退却指示だけ。探索や戦闘は完全に自動化されているのが最大の特徴。豊富なクラス・スキル・アイテムでキャラクターを育成し、ダンジョンを攻略していく。
やり込みポイント
- クリア後も多数の追加ダンジョンが用意されている。地図を集めよう。
- キャラクターは、2次職、3次職へと転職しながらレベル100以上まで育つ。
- 試行錯誤を繰り返してどのクラスからどのクラスへ転職できるのかを発見しよう。
- 目指せ全クラス制覇!
ゲームブック風ダンジョンRPG「Ruina 廃都の物語」
魅力あふれる文章と豊富な選択肢、自由度の高いシステムが魅力
さまざまな行動選択肢を選んでいくことでゲームを進めるダンジョンRPG。1980年代中頃に刊行され一大ブームを巻き起こした「ソーサリー」シリーズや「火吹山の魔法使い」といった作品に代表される、“ゲームブック”を強く意識した作りとなっている。
やり込みポイント
- コンシューマーゲームに迫る密度の濃いストーリーを堪能しよう。
- スタート時に選択する主人公の生い立ちによってストーリー展開が変化。
- 主人公の生い立ちは4種類用意されており、周回プレイも飽きさせない。
- 2周目からはランダムダンジョンも登場し、レアアイテムゲットのチャンス。
- 10人から選べる仲間によって一部のイベントや会話が変化する。
- 不要な戦いが少ないので、やり込みプレイも苦にならない。
パズル風RPG「The Tower of OBeLiSK」
限られた鍵をどう使う? 思考と探索力でクリアを目指せ
不思議な塔に閉じ込められた主人公を操作して、塔を脱出するため出口があるという頂上を目指すRPG。2D見下ろし型画面のフィールドを移動し、アイテムでパワーアップしながら階段を発見して次のフロアへと進んでいく。
やり込みポイント
- ボリューム自体は少なめ。しかし、初回プレイでクリアするのは至難の業。
- 扉を開ける鍵の数が限られているためすべてのアイテムを取るのは不可能。
- 何度もプレイして効率のよいルートを見つけ出そう。
- 思考パズル要素はもちろん、“覚えゲー”的な面もゲーマー心をくすぐる。
塔の制覇を目指すダンジョンRPG「Babel2」
やり込み要素満載! 何度も遊べる探索型の“疑似3D”RPG
最大5人のパーティを組んで“ベイブルの塔”に潜む魔王を倒すのが目的のダンジョンRPG。グラフィックは2Dながら壁や通路、ドアを立体的に描くことで“疑似3D”化しているのが特長で、視点は一人称。名作「ウィザードリィ」をはじめとして80年代にブームとなったRPGのスタイルで、懐かしさを感じる人も多いだろう。
やり込みポイント
- モンスターが落とすレアアイテム探そう。目指せアイテムコンプリート!
- 基本職から中級職、上級職へとクラスチェンジでキャラ育成。
- 転職前のスキルを引き継げる。ユニークなキャラを作成しよう。