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オンラインソフトの基礎知識

パッケージソフトとオンラインソフトの違いとは
パソコンを便利な道具に変化させる「ソフトウェア」
OSやビジネスソフトに多い「パッケージソフト」
かゆいところに手が届く「オンラインソフト」
オンラインソフトの入手に便利な「ソフトライブラリ」

ソフトの入手と料金の支払い方法
パッケージソフトの種類
オンラインソフトの種類
シェアウェア料金の支払方法
海外製ソフトの支払方法

これだけ知れば楽々ダウンロード
ダウンロードのしくみとコツ
「ダウンロードサイト」を利用しよう
ソフトのダウンロード手順
画像やテキストのダウンロード方法

失敗しない解凍とインストール
ファイルの拡張子をチェックしよう
圧縮ファイルの解凍方法
EXEファイルのインストール手順
手動インストールのしかた

もう悩まないソフトの起動と削除
ソフトを起動させるには
ソフトが動かないときは
DLLとランタイムをインストール
使わないソフトを削除するには

使いこなしたいヘルプとバージョン
ヘルプを読んでソフトを活用
αバージョン、βバージョンの意味を知る
古いソフトはバージョンアップしよう
 
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ソフトの入手と料金の支払い方法

 
シェアウェア料金の支払方法
 

シェアウェア登録のしくみ

 シェアウェアを継続して使うときは、「ユーザー登録」をして同時に代価を支払います。登録料金はソフトの作者に払うもので、どのサービスを使って支払った場合も、最終的には作者に支払われます。

 あなたが支払いをするとメールや郵便で「シリアルキー」、「ライセンス番号」などと呼ばれるパスワードが送られてきて、ソフトにこのパスワードを入力すると機能制限が解除されます。登録後のキャンセルや払い戻しは基本的にできません。

 登録済のシェアウェアは「レジスト」済みのソフトとも呼ばれ、このソフトをコピーして友達にあげたり、作者から教えられたパスワードを第三者に教えることは禁止されています。また、レジスト済みでなくても、ダウンロードしたファイルを友達にあげるなどの“ソフトの再配布”は、基本的に作者の許諾が必要なので、注意してください。

料金の支払い方法

 実際の料金の支払い方法は大きくわけて3つあります。一つ目は、作者の郵便口座や銀行口座に直接振り込む方法。振り込み先は各ソフトに添付されている説明ファイルに記入してあります。この場合、送金したことを必ずメールで連絡しないと、作者はどう連絡をとっていいかわからず、シリアルキーなどの送付がされないので気をつけてください。

 二つ目はクレジットカード決済。作者のホームページに行き、セキュリティで保護されたページに、あなたの名前やクレジットカード番号を入力して手続きする、パッケージソフトのダウンロード販売と同じ方法です。手数料もかからず便利な方法ですが、一部の有名ソフトしか対応しておらず、個人が製作している低額のソフトはほとんど対応していません。

 三つ目は送金代行システム。送金代行の会社に、シェアウェア登録料金のほか、手数料や消費税などの合計金額を払います。送金代行の会社は、手数料を差し引いた金額をソフト作者に支払います。若干手数料がかかるものの、銀行振込等よりは便利で、シリアルキーをなくしたときの再発行なども簡単です。クレジットカードも使えるほか、コンビニ支払いなどの方法が選択できるケースもあります。

送金方法の名称 手数料 特長
ベクターの「シェアレジ」 100円 即座にシリアルキーが発行されるものも多く、処理がスピーディ。 クレジットカード、コンビニ決済、 SET、デビットカードなど、送金方法も選べる。現在の送金代行システムのスタンダード
郵便振込 60円~ 全国の郵便局どこからでも振り込め、ほかの方法と比べて手数料が安い。ただし、送金確認までに約2週間かかるため、急いで登録するには向かない。作者への送金連絡は必須
銀行振込 105円~
(同行同一支店あて無料)
電信扱いなら翌日振り込まれて便利。振り込み先銀行と違う系列の銀行から振り込むと、手数料が高くなる。作者への送金連絡が必要
現金書留 通常郵便代+420円~ 誰でも利用できるが、手数料が高めで少額の送金には向かない。昼間の配達に限られるため、ソフト作者が受け取りにくい場合もある
プロバイダー各社の送金代行 提携先による 請求、支払いともに毎月のプロバイダー利用料金と一緒に行われるため、クレジットカードがない場合カード代わりに使えて便利。ベクターなどソフトライブラリの送金代行サービスと提携している場合、提携先で発生する手数料は別途必要