ファイルの拡張子が“.LZH”や“.ZIP”なら、それは「圧縮」されたファイルです。圧縮とはファイルのサイズを小さくする方法のことで、ダウンロードが速くできるようになり、複数のファイルをひとまとめにもできます。
圧縮とは逆の「解凍」(または展開)作業をすると、圧縮する前と同じ状態に戻ります。解凍をするには専用のソフトが必要なので、まだパソコンに圧縮・解凍ソフトが入っていないときは、まずは圧縮・解凍ソフトをインストールしてください。
圧縮ファイルの拡張子が“.EXE”の場合は、圧縮・解凍ソフトがなくても自動で解凍できる「自己解凍形式」がほとんどです。解凍だけされるものと、すぐインストールがはじまるものの2パターンあり、解凍だけの場合は、プログラム本体が現われてすぐ使えるか、“SETUP.EXE”というファイルが現われてインストール作業が必要かに分かれます。“SETUP.EXE”が現われたら、これをクリックすればインストールがはじまります。
●インストールのコツ5カ条 |
1
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まずは添付説明書を読もう |
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ひととおり読むのはもちろん、インストール時の注意事項はとくにしっかり読もう。ソフト作者が言うとおりにインストール作業を行えば安全で確実。自己流はパソコントラブルの元。ソフト作者のホームページを読むとより詳しい情報が手に入ることが多い。 |
2
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“SETUP.EXE”ファイルを見つけよう |
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ダウンロードしたファイルを解凍して、“SETUP.EXE”が出てきたらこれをダブルクリック。インストールが開始される。 |
3
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インストール前にほかのソフトを終了させておく |
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インストール中にほかのソフトが動いたままだとパソコンが混乱し、インストールに失敗することがある。インストールの前にほかのソフトを終了させておこう。 |
4
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ショートカットアイコンは好みで設定 |
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インストーラが付いていないソフトのときは、自分でプログラムファイルのショートカットを作ろう。作り方は簡単。プログラム本体を右クリックして、「ショートカットの作成」を選ぶだけ。できた「ショートカット」を、デスクトップやプログラムメニューに登録しよう。 |
5
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インストール後は圧縮ファイルを削除 |
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ダウンロードした圧縮ファイルはもう使わないので捨ててもOK。解凍後に出てくる“SETUP.EXE”は、添付説明書などに「アンインストールに使う」と書いてなければ必要ない。 |
●EXE形式の解凍方法
1.拡張子がEXEの場合は解凍ソフトがなくても解凍できる。ダブルクリックで解凍開始 |
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2.フォルダを指定するダイアログが出たら、デスクトップやマイドキュメントなど作業がしやすいフォルダを[参照..]ボタンで指定する。複数のファイルが解凍される場合が多いので、新しいフォルダ名も指定する(\マークはフォルダの階層)
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●LZH、ZIP形式の解凍方法
1.解凍ソフトがないときはインストールが必要。窓の杜のソフトライブラリ「圧縮・解凍・ファイル操作」からダウンロード
2.インストール後は、圧縮ファイルをダブルクリックするだけで解凍される。解凍ソフトのショートカットをデスクトップに置き、圧縮ファイルをドラッグ&ドロップする解凍方法もある
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注意:上記操作方法はWindows
XPの場合です。
他のOSでは操作方法が異なる場合があります。
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