Book Watch/ニュース
『令和ネットスラング辞典 チー牛からクレメンスまで』発売 ~Z世代のスラングを解説
若者の言葉を読み解くことで現代日本の若者文化・感情構造が見えてくる
2025年10月27日 12:01
(株)インプレスは10月24日、インプレス NextPublishingより『令和ネットスラング辞典 チー牛からクレメンスまで』(緒方 孝著)を発売した。紙書籍版の販売価格は2,420円、電子書籍版の販売価格は1,760円。
本書は、Z世代の文章に頻出するネットスラング70を厳選し、その意味・語源・使用例・使用上の留意点をわかりやすく解説する「辞典」です。最新の日本語の言葉文化を読み解き、世代間コミュニケーションの架け橋となる一冊です。
読者対象には若い世代以外にも、教育関係者(教員、カウンセラー)、保護者、若者、言語文化に関心を持つ一般の大人層。若者言葉に戸惑う社会人やメディア関係者も含まれ、若者との意思疎通や文化理解のための参考書として、また、言語学や現代文化研究者、SNSマーケターなど専門的興味を持つ層が対象となります。
2025年はZ世代が社会に出始める“言語の転換期”です。ネットスラングは「今」を映す時代の鏡。特にZ世代を中心に、SNSや動画配信文化で言葉が高速に生まれ、消費されています。これらは単なる流行語ではなく、自己認識や社会との関係性を表現する“感情語彙”として機能しており、記録と分析の価値があります。「チー牛」や「~してクレメンス」などの語は、笑い・共感・分類・ラベリングが交錯する現代的言語です。脱力と懇願、自己肯定と自虐が共存し、読み解くことで現代日本の若者文化・感情構造が見えてきます。
また、世代間で「言葉の断絶」が広がっています。若者語が意味不明になり、 大人たちとの意思疎通に壁ができています。本書は、その断絶を埋める「言葉の翻訳装置」となることを目指します。なんJ語・VTuber語・SNS語など複数の文化圏が交差する今、スラングを横断的に俯瞰する資料が求められています。複雑化したネット語彙の全体像を、丁寧に整理して見せることが現代的な価値になるでしょう。
目次
- 第1章 共感・受容系スラング
- 第2章 ほのぼの系スラング
- 第3章 驚嘆・感嘆系スラング
- 第4章 批判・批評系スラング
- 第5章 驚嘆・感嘆系スラング
- 第6章 使用注意! 揶揄系スラング
- 第7章 自虐系スラング














![1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座[第2版] 製品画像:2位](https://m.media-amazon.com/images/I/41DiWc47MYL._SL160_.jpg)







