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Skype、Windows RT/Windows Phoneなどのサポートを2016年10月に終了

Windows XP/Vista/7/8のサポートは継続

更新された同社のサポートリスト

 米Microsoft Corporation傘下のSkypeは20日(現地時間、以下同)、一部のデバイスやOSのサポートを終了する計画を明らかにした。Windows RT/Windows Phoneなどの古いOSのサポートは、2016年10月で打ち切られる。

 同社のサポートページによると、“Skype”は近年、従来のピア・ツー・ピア(P2P)ベースのアーキテクチャからモバイルフレンドリーなクラウドベースのアーキテクチャーへの移行を進めている。その結果、これまで提供されていたクライアントアプリが一部の環境でサポートされなくなるという。

 ただし、Windows XP/Vista/7/8やOS X Yosemite(10.10)、iOS 8、Android 4.03といった環境は引き続きサポートしていくとのこと。Windows向けのクライアントアプリはWindows XPからWindows 10までをカバーしたWindows デスクトップ版と、Windows 10搭載のPCやモバイルをサポートした“ユニバーサル Windows プラットフォーム(UWP)”版の二本立てに整理されるようだ。

 また、Windows RTをはじめとするクライアントアプリの提供が終了した環境でも、代わりに“Skype for Web”が利用できる場合がある。