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Windows 10のメジャーアップデート“Windows 10 Anniversary Update”がリリース

デスクトップ向けは本日より“Windows Update”経由で順次配信

“Windows 10 Anniversary Update”

 米Microsoft Corporationは現地時間2日(日本時間3日)、Windows 10のメジャーアップデート“Windows 10 Anniversary Update”を公開した。“Windows Update”経由で順次配信される。また、同社のサポートページから更新アシスタントをダウンロードすることも可能。

 “Windows 10 Anniversary Update”は、昨年11月にリリースされた“バージョン 1511”に続く「Windows 10」の2回目のメジャーアップデート。バージョンナンバーは“1607”、ビルドナンバーは“14393.10”となっている。

更新アシスタントを利用したアップデート

 本アップデートでは、手書きのノートや付箋を簡単に作成できる“Windows Ink”機能が新たに搭載されたほか、パーソナルアシスタント“コルタナ”の強化、“アクション センター”をはじめとするユーザーインターフェイスの改善などが行われた。“Windows Hello”の強化や“Windows Defender”による定期スキャンなどのセキュリティ向上策も盛り込まれている。

 一方、「Microsoft Edge」では拡張機能がサポートされ、「ストア」から簡単にインストールできるようになった。Web標準規格のサポート拡充や、CPUとメモリーの使用量が削減によるバッテリー駆動時間の延長なども図られた。

 また、ゲーム機能の強化も“Windows 10 Anniversary Update”における注目点。“Xbox Play Anywhere”により、購入したゲームをWindows 10 PCとXbox Oneの両方でプレイ可能となるほか、ゲームの進捗やセーブ、実績を共有できるようになる。

 なお、モバイル向けの“Windows 10 Anniversary Update”は、デスクトップ向けよりも若干遅れてリリースされる模様。