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Microsoft、モバイル向けにも“Windows 10 Anniversary Update”を配信開始

ただし一部機種では不具合も

“Windows 10 Anniversary Update”

 米Microsoft Corporationは現地時間16日(現地時間)、Windows 10のメジャーアップデート“Windows 10 Anniversary Update”をモバイル向けにも公開した(PC向けのアップデートは2日にリリース済み)。ビルド番号は“10.0.14393.67”。現在、OSの自動更新機能を利用してアップデートすることができる。

 モバイル向けの“Windows 10 Anniversary Update”では、PC版に盛り込まれた新機能や改善、「Microsoft Edge」や「コルタナ」の強化のほかにも、ロック画面やスタート画面、“アクション センター”などで多くの改善が盛り込まれている。たとえばロック画面ではカメラボタンが追加されたほか、メディアコントロールが半透明表示されるようになった。

 ただし、一部の端末では“Windows 10 Anniversary Update”に起因する不具合も発生しているようだ。

 たとえば、マウス製の“MADOSMA Q601”では、特定の解像度のディスプレイで“Continuum”が動作しない場合があるほか、NFC機能が利用できない。現在、9月のアップデートでの解決を目指し、Microsoftと共同で作業と行っているという。これらの機能が必要なユーザーはアップデートを延期したほうがよいだろう。

・mouse computer FAQ - アーカイブページ
https://www2.mouse-jp.co.jp/ssl/user_support2/sc_faq_documents.asp?FaqID=23683

 また、トリニティ製の“NuAns NEO”でも同様の不具合が発生しているとのこと。そのため、“NuAns NEO”に対する“Windows 10 Anniversary Update”の配信は停止されている。

・NuAns NEOにおけるAnniversary Update配信についてのご案内 | NuAns
http://neo.nuans.jp/news/20160817/