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Google、大規模アップデートした「Android Studio 2.2」を正式公開

レイアウトエディターが刷新。エミュレーターでは仮想センサーがサポートされる

「Android Studio」v2.2

 米Google Inc.は19日(現地時間)、統合開発環境「Android Studio」の最新リリース「Android Studio 2.2」を安定版として公開した。現在、Android開発者向けのサイト“Android Developers”からWindows/Mac/Linux版が無償でダウンロードできる。

 「Android Studio 2.2」は、「Android Studio 2.0」以来となる大規模アップデート。「Android 7.0 Nougat」の最新機能をサポートしたほか、さまざまな機能の改善と強化が図られている。

 まず、ユーザーインターフェイスを設計するレイアウトエディターが改善。さまざまな制約条件を設けた複雑なレイアウトを構築できる“Constraint Layout”が新たにサポートされた。また、こうした制約条件をビジュアルに表現するブループリント画面が追加されている。

 開発機能関連では、C++開発機能の改善やサンプルブラウザーの追加などが目につく変更点。開発したアプリをテストするための「Android Emulator」も強化され、仮想センサーコントロールの追加により、モーションセンサーや環境センサー、位置センサーをテストできるようになった。パッケージのサイズ削減に役立つ解析ツールや、ベータ版として追加されたGPUデバッガーなども有用だ。

レイアウトエディターが改善。“Constraint Layout”が新たにサポート
仮想センサーコントロールが追加された「Android Emulator」

ソフトウェア情報

「Android Studio」Windows向け安定版
【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.2(16/09/19)