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ベンチマークソフト「PCMark」の新版が公開 ~無償の“Basic Edition”が利用可能に

実際によく使われるアプリとその利用シーンに即したテストでリアルな性能を計測

「PCMark 10」v1.0.1271

 米Futuremark Corporationは22日(現地時間)、PCの総合的なパフォーマンスを計測するベンチマークソフト“PCMark”シリーズの最新版「PCMark 10」“Basic Edition”および“Advanced Edition”を公開した。現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。

 「PCMark 10」は、業界標準のWindows向けPCベンチマークソフト“PCMark”シリーズの最新版。Webサイトの閲覧、ビデオチャット、ドキュメントの作成と表計算ソフトの利用、写真やビデオの編集、ゲームといった、実際によく使われるアプリケーションとその利用シーンに即したテストを行うことで、システムのリアルなパフォーマンスを計測・数値化することができる。

 エントリー向けの“Basic Edition”は無償で利用可能で、メインテスト“PCMark 10 benchmark”を無制限に実行することが可能。ベンチマークテストの結果はオンラインに保存される。

 “Advanced Edition”は29.99米ドルの有償版で、“PCMark 10 Express”“PCMark 10 Extended”を加えた3つすべてのパフォーマンスベンチマークを実施できるほか、テスト条件をカスタマイズしてシステムの限界を試すことが可能。また、詳細なハードウェアモニタリンググラフやアプリ内での結果比較、結果のオフライン自動保存などの機能がサポートされる。7月5日まで、キャンペーン価格の23.99米ドルで購入できる。

メインテスト“PCMark 10 benchmark”に加え、“PCMark 10 Express”“PCMark 10 Extended”を用意
“PCMark 10 benchmark”を実行
ベンチマークテストの実行画面
ベンチマークテストの結果

 なお、「PCMark 10」は64bit環境でしか動作しないので注意。対応OSはWindows 7/8.1/10で、Windows 10は「Anniversary Update(バージョン1607)」以降が必要。

ソフトウェア情報

「PCMark 10 Basic Edition」
【著作権者】
Futuremark Corporation
【対応OS】
64bit版のWindows 7/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.1271(17/06/22)