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「Windows 10 S」を既存の「Windows 10 Pro」にインストールするツールが公開

既存の環境で「Windows 10 S」をテストすることが可能

「Windows 10 S」インストーラーのダウンロードページ

 米Microsoft Corporationは、既存の「Windows 10 Pro」に「Windows 10 S」をインストールするツールを公開した。現在、同社のドキュメントサイト“docs.microsoft.com”から無償でダウンロードできる。

 「Windows 10 S」は、「Windows 10」の教育向けバージョン。動作するアプリを“ストア”から入手したもののみに限定してセキュリティを高めたロックダウンモデルだ。“ストア”から入手したアプリは動作が制限され、システムを改変することができない。そのため、OSをクリーンに保ち、Windowsのパフォーマンスを持続させることができるのもメリットとされている。

 「Windows 10 S」のインストールツールは、“Test Windows 10 S on existing Windows 10 education devices”というドキュメントの下の方にある“Download installer”というリンクからダウンロード可能。「Windows 10 Pro」「Windows 10 Pro Education」「Windows 10 Education」「Windows 10 Enterprise」の4エディションで利用できる。なお、「Windows 10 Home」はサポートされていないので注意。

「Windows 10 S」インストーラーを実行した様子

お詫びと訂正:記事初出時、仮想マシン環境などでテストできるとの記述がありましたが、仮想マシンでの利用はサポートされていませんでした。お詫びして訂正いたします。