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「Wireshark」v2.4系に初めてのアップデート 〜オープンソースのネットワーク解析ツール

4件の脆弱性を修正。旧安定版のアップデートv2.2.9/v2.0.15も合わせて公開

「Wireshark」v2.4.1が公開

 Wireshark Foundationは29日、オープンソースのパケット取得・プロトコル解析ソフト「Wireshark」の最新安定版v2.4.1を公開した。今回のアップデートでは不具合の修正とプロトコルサポートの更新に加え、いくつかの脆弱性が修正されている。

 リリースノートによると、今回修正された脆弱性は全部で4件。バッファオーバーランやディセクターの無限ループ・クラッシュを引き起こす不具合を修正している。また、旧安定版のv2.2やv2.0でも脆弱性の修正を含んだアップデートが同日付けでリリースされているので注意。

 「Wireshark」はWindows/Mac/Linuxなどに対応しており、現在ソースコードとWindows/Mac向けのインストーラーが本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。また、Windows向け最新安定版のインストーラーは窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Wireshark」Windows向け安定版
【著作権者】
Gerald Combs and contributors
【対応OS】
Windows Vista/7/8/10およびWindows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2/2016
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.4.1(17/08/29)