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iPhone/iPad向けカメラアプリ「Microsoft Pix」がさらに賢く。スキャナーとしても利用可能に
ホワイトボード、ドキュメント、名刺を見分けて撮影後の補正まで行う
2017年9月21日 15:09
日本マイクロソフト(株)は20日、iOS向けカメラアプリ「Microsoft Pix」のアップデートを発表した。最新版ではホワイトボード、ドキュメント、名刺をリアルタイムで認識し、カメラを自動で撮影に適した設定に調整することができるという。
「Microsoft Pix」は、人工知能(AI)技術を応用したiPhone/iPad向けのカメラアプリ。シャッターをタップする前からキャプチャーを開始してベストショットを逃さない“スマートキャプチャー”、顔を検出して露出を自動で調整する“People-Centric”、背景はそのまま、被写体だけを制止させた印象的な動画を生成する“ライブ画像”といった機能を備える。
最新版の「Microsoft Pix」では、人物や場所以外を撮影するケースも考慮した人工知能の拡充が行われており、ドキュメントスキャナーとしても機能するようになった。シャッターを押すと余白のカット、色彩と色調の向上、フォーカスの強化、傾き補正などの調整も行われる。
同社はすでにドキュメントスキャナーアプリ「Office Lens」をリリースしているが、「Microsoft Pix」で使われているイメージ修正と整列アルゴリズムは「Office Lens」のものと類似しているという。同社によると両製品は相互補完的な位置づけにあり、Office製品でイメージを利用する場合は「Office Lens」、より汎用的な用途では「Microsoft Pix」をといった使い分けを提案している。
ソフトウェア情報
- 「Microsoft Pix Camera」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- iOS 10.0以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.1.3(17/09/14)