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「Firefox 57」でも利用できる「Greasemonkey 4」がリリースへ ~アルファ版が公開

全面的な書き換えで非同期実行がサポートされるも、後方互換性は失われる

「Greasemonkey」v4.0alpha1

 「Firefox」向け拡張機能「Greasemonkey」の公式ブログで20日、次期バージョンとなる「Greasemonkey 4」がリリースされることが明らかにされた。現在、アルファ版が“addons.mozilla.org”から無償でダウンロードできる。

 「Greasemonkey」は、閲覧ページをユーザースクリプトでカスタマイズできるようにする拡張機能。2005年から10年以上にわたって提供されている老舗のアドオンだが、「Firefox 57」における拡張機能の仕様変更で存続が危ぶむ声も多かった。

 「Greasemonkey 4」は「Firefox 57」をサポートするためにほぼ全面的に書き直されている。これに合わせ、ユーザースクリプトの実行も非同期に行われるように刷新されているが、この結果、互換性の一部が失われてしまっているという。

 「Greasemonkey 4」で既存の「Greasemonkey」スクリプトが動作しない場合は、スクリプトの作者に連絡して、アップデートをリクエストする必要がある。また、互換性を重視する場合は「Violentmonkey」や「Tampermonkey」といった派生アドオンの利用を推奨している。

ソフトウェア情報

「Greasemonkey」
【著作権者】
Anthony Lieuallen 氏、Aaron Boodman 氏、Johan Sundstrom 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.0alpha1(17/09/20)