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「Codex」に開発者モード、Chrome DevTools Protocol(CDP)に接続、Webブラウザーが扱う詳細データが活用可能に

リスクにはくれぐれも留意のこと、DOM、CSS、通信状況も取得可能

「Codex」に「開発者モード」、より深いプロファイリングやデバッグが可能に

 米OpenAIは6月12日(日本時間)、「Codex」アプリに「開発者モード」(developer mode)を導入したと発表した。「Google Chrome」のブラウザー操作(Browser Use)と「Codex」アプリ内蔵のブラウザー(in-app browser)で利用できる。

 「開発者モード」は、「Codex」アプリに「Chrome DevTools Protocol」(CDP)へのフルアクセスを許可するモード。通常ではアクセスできないはずのWebブラウザーの奥深くまで潜り込み、以下のようなデータを取得できる。

  • JavaScriptのパフォーマンスを計測(プロファイリング)
  • ページの状態を検査
    ・コンソール出力
    ・ネットワーク通信
    ・Webページの構造(DOM)
    ・HTML要素に適用されているスタイル(CSS)

 通常モードの「Codex」アプリでも「Chrome」やアプリ内ブラウザーを操作することはできるが、それはあくまでも表面的なもので、レンダリングエンジンやスクリプトエンジンと直接対話することまではできない。

 しかし、「CDP」へ接続できる「開発者モード」ならば、コードを追いかけているだけではわからない、高度なプロファイリングやデバッグが行える。

 ただし、「CDP」のフルアクセスにはリスクもあるので注意したい。たとえば、「Codex」アプリが機密データにアクセスして、外部に流出させるといったことが考えられるため、不要であれば無効化しておくのが安全だ。IT管理者側で社内デバイスの「開発者モード」を無効化することもできる。また、「Codex」アプリが実際に「CDP」へアクセスする際は、ユーザーの明示的な承認が必要だ。