やじうまの杜
「Codex」がSSDを酷使? 年間換算で約640TB書き込み、寿命を1年足らずで使い切るおそれ
今後のアップデートは早めに適用した方がいいかも
2026年6月24日 09:42
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OpenAIのコーディングエージェント「Codex」が、ローカルのログデータベースへ大量のデータを書き込み続け、SSDの寿命を急速に縮めてしまう――そんな問題が「GitHub」リポジトリでイシューとして報告されており、話題になっています。
「Codex」は不具合の報告や改善の余地を知るため、ログをローカルの「SQLite」データベースに記録しています。このこと自体は、多くのソフトウェアがフィードバックを得るためにやっていることで、とくに問題ではないでしょう。
しかし、「Codex」の場合はこの書き込み量が異常に多く、問題の報告者によると、稼働から約21日でメインSSDへの書き込み量が約37TBに達したとのこと。
これを単純に1年へ換算すると、約640TB。1TBのSSDなら、年間でドライブ全体を約640回も書き換える計算です。コンシューマー向けSSDのなかには書き込み耐性(TBW)が約600TBとされる製品もあり、その場合、保証された書き込み寿命を1年足らずで使い切ってしまうことになります。
原因として挙げられているのは、ログの採取レベルが高すぎて(「TRACE」レベル)、こまごまとしたデータまですべて記録されていること。
書き込まれたログは頻繁に削除されているようで、データベースに保持されている行数はそれほど多くありません(約50万)。しかし、一方で「SQLite」の自動採番カウンターは55億を超えているとのこと。データベースのサイズから想像できる以上に、膨大な量の書き込みが行われていたことがうかがえます。「Codex」デスクトップアプリでは、ログの肥大化で起動不能になるケースも報告されています。
この問題は現在、修正作業が進んでおり、6月23日の時点で書き込みを約85%削減する3本の修正(プルリクエスト)がマージされています。エンドユーザーにも順次展開されるはずなので、今後のアップデートは速やかに適用した方がいいでしょう。





















