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遠隔での共同作業も可能なデジタルキャンパスアプリ「Microsoft Whiteboard」が発表

英語版をプレビュー公開。今後数カ月をかけて他の言語へも展開

公式ブログ“Office Blogs”

 米Microsoft Corporationは5日(現地時間)、公式ブログ“Office Blogs”で、Windows 10向けのデジタルキャンバスアプリ「Microsoft Whiteboard Preview」を発表した。手書きの図形を認識してきれいに成型するインテリジェントなインク機能や、リモートメンバーが複数参加できるリアルタイムコラボレーション機能を備えており、個人的なアイデアの整理からチームでのブレインストーミング、グループディスカッションまで、さまざまな用途に活用できる。

 「Microsoft Whiteboard」は、大画面ディスプレイを備えたコラボレーションデバイス“Surface Hub”でテストされていたホワイトボードアプリ。“Surface Hub”以外のWindows 10デバイスへの展開も予定されていたが、それが実現した格好だ。

 「Microsoft Whiteboard」の特徴は、その自然な使い勝手にある。手書きの不格好な四角形を認識して直線で囲まれた方形へ自動で整えたり、それを修正したり、ペンで面を適当に塗るだけで背景色を設定することができる。また、バーチャルな物差しを使って直線を描いたり、付箋を作成してメモを書き留めたり、写真をドラッグ&ドロップしてスタックさせたりすることもできる。

自然な使い勝手が「Microsoft Whiteboard」の特徴(同社ブログより引用)

 さらに、“Office 365”のリモートユーザーとホワイトボードを同時に利用することも可能。作業内容は自動で保存され、リンクで簡単に共有することができる。

 なお、「Microsoft Whiteboard Preview」は当面の間英語版のみが公開されるとのこと。今後数カ月をかけて他の言語へも展開していくという。また、ダウンロードは無料だが、コラボレーション機能の利用には“Office 365”アカウントが必要となる。

Microsoft Whiteboard Preview