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“Microsoft To-Do”が“Microsoft Flow”に対応、さまざまなサービスと連携可能に

タスクの追加と一覧という2つのアクションをワークフローに組み込める

“Microsoft To-Do”が“Microsoft Flow”に対応
“uservoice.com”の機能提案で1,541票を集める

 米Microsoftは13日(現地時間)、オンラインサービスを連携させてさまざまなタスクを自動化するサービス“Microsoft Flow”が“Microsoft To-Do”に対応したことを明らかにした。“メールを受信したらタスクに登録する”“ボタンを押したらタスク一覧をメッセンジャーアプリに投稿する”といったワークフローを記述できるようになる。

 “Microsoft To-Do”は、同社が買収した「Wunderlist」をベースに開発されたタスク管理サービス。今日一日のタスクを一目で把握できるように設計されているほか、“Office 365”と連携してタスクを提案してくれるのが特徴。タスクにはリマインダー、期日、メモを追加可能で、リストでカテゴリー分けすることもできる。

 “Microsoft Flow”との連携は、“uservoice.com”の機能提案で1,541票を集めるなど、従来からリクエストの多かった機能だ。“Wunderlist”や“Todoist”との連携はすでにサポートされていたにもかかわらず、“Microsoft To-Do”は自社サービスでありながら対応が後手に回っていたが、ようやく伍していける体制が整った格好だ。

 執筆時現在、タスクを追加するアクションとタスク一覧を出力するアクションの2つが登録されており、他のトリガー(ワークフローが動作するきっかけとなるイベント)やアクションと組み合わせて利用することができる。