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「Windows 10 April 2018 Update」でタッチキーボードが起動しない問題 ～MSが調査中

アプリケーションによってはタッチでテキスト入力が行えなくなる

2018年5月22日 06:00

公式ブログ“JAPAN Platform SDK Support Team Blog”

　米Microsoftは21日（日本時間）、「Windows 10 April 2018 Update」で日本語版「Microsoft IME」を無効化した場合に、タッチキーボード（Tabtip.exe）が起動しない問題があることを明らかにした。現時点での回避策はなく、同社は原因を調査中であるとしている。

　公式ブログ“JAPAN Platform SDK Support Team Blog”によると、IMEのコンテキスト（状態）には3つの状態が存在する。

  • ON：IMEで日本語入力（変換）が可能
  • OFF：IMEで日本語入力できないが、英数のみは入力可能
  • Disable：IMEを介した日本語、英数いずれの入力も不可能（IMEを用いない直接入力は可能）

　テキストボックスなど、編集可能なコントロールをタッチした場合、IMEのコンテキストがいずれの場合であってもタッチキーボードが起動するのが本来の仕様だ。

　しかし、「Windows 10 April 2018 Update」では編集可能なコントロールのIMEコンテキストが“Disable”の場合、タッチキーボードが起動しない。タブレット端末など、テキスト入力をタッチキーボードに頼っている場合、アプリケーションによってはテキスト入力が行えなくなる場合がある。