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「Outlook 2016」で添付ファイル付きリッチテキストメールを転送できない問題

クイック実行(C2R)版「Outlook 2016」バージョン 1804で発生、修正までは回避策を

「Outlook 2016」で添付ファイル付きリッチテキストメールを転送できない問題

 米Microsoftは28日(日本時間)、添付ファイル付きのリッチテキスト形式メールを転送できない問題がクイック実行(C2R)版の「Outlook 2016」で発生していることを明らかにした。

 公式ブログ“Outlook Support Team Blog JAPAN”によると、本問題は“バージョン 1804(ビルド 9226.2114)以降の「Outlook 2016」で発生するとのこと。再現手順は以下の通り。


    1. リッチテキスト形式のメールを作成する
    2. 任意のファイルを添付する
    3. 送信する
    4. 上記メールを受信する
    5. 受信したメールを[転送]ボタンなどから転送しようとすると、“このアイテムを送信できません。操作は失敗しました”というエラーメッセージが表示され、送信できない

 同社は現在、本事象の修正に向けて調査を行っており、新しい情報が判明、もしくは修正が確定し次第、ブログで告知するとのこと。それまではメール形式をHTMLやプレーンテキストに変更する、[元のメッセージを添付する]オプションを利用して受信したメールを転送する、[すべての標準メールをテキスト形式で表示する]オプションを有効化するなどの回避策を推奨している。