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Apple、iPhone/iPad向け「iOS 12」のパブリックベータテストを開始

最大32人参加できる“FaceTime”、“Memoji”、“Screen Time”を一早く体験できる

“Apple Beta Software Program”

 米Appleは、iPhone/iPad向けOSの次期バージョン「iOS 12」のパブリックベータテストを開始した。対応するiOS端末を所持し、“Apple Beta Software Program”に登録済みのユーザーであれば、開発者でなくても無償で参加できる。

 「iOS 12」は、6月に開催された開発者向けカンファレンス“WWDC”で発表された新OS。システム全体のパフォーマンス向上が図られ、アプリの起動速度が最大2倍にまで高速化されるほか、最大32人参加できる“FaceTime”のグループビデオチャット、ユーザー側で“Animoji”を自由にカスタマイズできる“Memoji”、どのようなアプリをどれだけ使っているかを集計する“Screen Time”などが新たにサポートされる。また、拡張現実への対応や通知の管理機能も大幅に強化される。

“Apple Beta Software Program”で“Apple ID”を登録
対応端末に「iOS 12」へ更新するためのプロファイルをダウンロード・インストール

 なお、ベータ版のOSには重大な不具合が残っていることも十分に考えられる。利用の際は、事前にデータのバックアップをとることを強くお勧めする。