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「iCloud for Windows 7.7」が公開 ~「iTunes 12.9」と共通の脆弱性19件を修正

任意コードの実行などにつながる恐れ

同社が公開したセキュリティ情報

 米Apple Inc.は10月8日(現地時間)、「iCloud for Windows 7.7」を公開した。本バージョンは、脆弱性を修正したセキュリティアップデート。「iTunes 12.9 for Windows」で修正された脆弱性も公表されている。

 同社が公開したセキュリティ情報によると、両ソフトで修正された脆弱性はCVE番号ベースで19件。いずれもWebレンダリングエンジン“WebKit”に関わるもので、任意コードの実行や予期しないクロスオリジン動作を引き起こす恐れのある欠陥が修正された。

 「iCloud for Windows」は、同社のクラウドストレージ“iCloud”のWindows向けクライアントソフト。Windows 7以降に対応しており、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。アップデートツール「Apple Software Update」を利用して最新版へ更新することもできる。

ソフトウェア情報

「iCloud for Windows」
【著作権者】
Apple Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
7.7(18/10/08)