ニュース
「MSIX Packaging Tool」がストアで正式公開 ~MSI後継のインストールパッケージを作成
利用するには「Windows 10」Build 17701以降(RS5、October 2018 Update)が必要
2018年10月24日 13:00
米Microsoftは10月17日(現地時間)、既存のWin32アプリケーションパッケージをMSIXパッケージへ変換するツール「MSIX Packaging Tool」を正式公開した。現在、“Microsoft Store”から無償でダウンロードできる。
“MSIX”は、Windowsアプリケーションで広く採用されているインストールパッケージ“MSI”の後継となるフォーマット。“ユニバーサル Windows プラットフォーム(UWP)”アプリケーションで採用されている“APPX”のモダンな設計が採り入れてられており、サンドボックス化によるセキュリティや安定性の向上、ストリーミングインストールや差分アップデートによるストレージ・ネットワークの負担軽減といったAPPXのメリットを享受できる。
なお、「MSIX Packaging Tool」を利用するには「Windows 10」Build 17701以降(RS5、October 2018 Update)が必要。加えて、“Microsoft Store”からアプリへアクセスするために“Microsoft アカウント”が、起動時には管理者権限が必要となる。