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Microsoft、“MSIX Packaging Tool Insider Program”を開始

既存のWin32アプリを次世代インストール形式MSIXへパッケージング

「MSIX Packaging Tool」

 米Microsoftは2月19日(現地時間)、「MSIX Packaging Tool」で開発中の新機能に早期アクセスできるプログラム“MSIX Packaging Tool Insider Program”を開始した。リリース前に試して、問題や要望をフィードバックできる。

 「MSIX Packaging Tool」は、既存のWin32アプリケーションパッケージをMSIXパッケージへ変換するツール。“MSIX”はWindowsアプリケーションで広く採用されているインストールパッケージ“MSI”の後継となるフォーマットで、サンドボックス化によるセキュリティや安定性の向上、ストリーミングインストールや差分アップデートによるストレージ・ネットワークの負担軽減を図ったものだ。“ユニバーサル Windows プラットフォーム(UWP)”アプリケーションで採用されている“APPX”のモダンな設計が採り入れてられている。現在、“Microsoft Store”から無償でダウンロード可能。

 “Insider Program”に参加するには、同社のドキュメントサイトからエントリーすればよい。Webフォームから“Microsoft アカウント”を送信すると、当該アカウントで利用している「MSIX Packaging Tool」アプリをプレリリース版にアップデートできるようになる。システム要件は、Windows 10 バージョン 1809以降。また、アプリの起動時に管理者権限が必要となる。