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ストアでプレビュー提供中の「Microsoft Teams for Windows 10 S」アプリが11月29日で終了

Webクライアントなどへの移行が必要

同社のドキュメント

 米Microsoftは、“Microsoft ストア”で「Windows 10 S」向けにプレビュー提供している「Microsoft Teams for Windows 10 S」を終了する計画を明らかにした。11月29日以降は利用できなくなるため、Webクライアントなどへの移行が必要となる。

 「Microsoft Teams」は、「Slack」のようなグループチャットを中核に、オンライン会議、画面共有、ファイル共有、「Office 365」アプリなどを統合したコラボレーションワークスペース。今年7月より無償版も提供されている。

 「Microsoft Teams for Windows 10 S」アプリは、オンライン版「Microsoft Teams」をネイティブアプリのように扱えるよう“PWA(プログレッシブ Web アプリ)”化したもの。今年5月に開発者向けカンファレンス“Build”で発表されたばかりだった。

 「Windows 10 S」(S モード)は“ストア”から入手したアプリしか利用できないため、デスクトップ向け「Microsoft Teams」アプリ(Windows 7以降に対応)は利用できない。“S モード”を解除するか、同梱の「Microsoft Edge」でオンライン版の「Microsoft Teams」を利用する必要がある。