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Microsoft、「Slack」風グループチャットサービス「Microsoft Teams」を無償化
最大300人まで利用可能で、投稿・検索は無制限。ストレージやOfficeアプリも利用可能
2018年7月13日 12:53
米Microsoftは12日(現地時間)、「Microsoft Teams」を無償化したことを発表した。プレビュー版として日本語を含む世界40カ国語で利用できる。
「Microsoft Teams」は、「Slack」のようなグループチャットを中核に、オンライン会議、画面共有、ファイル共有、「Office 365」アプリなどを統合したコラボレーションワークスペース。本来は商用の「Office 365」サブスクリプションが必要となるサービスだが、今回発表された無償版ならば「Office 365」に加入していない小規模企業やフリーランスなども利用できる。
無償版「Microsoft Teams」は最大300人まで利用可能で、以下の機能が含まれている。
- 無制限のチャットメッセージと検索
- ビルトインのオーディオ・ビデオ通話。1対1、グループ、チーム全員の会議で利用可能
- 10GBのチームファイルストレージ。追加で1人あたり2GBの個人ストレージが提供される
- オンライン版「Microsoft Office」の統合、リアルタイムでのコンテンツ作成。「Word」「Excel」「PowerPoint」「OneNote」が含まれる
- 無制限の他社製ビジネスアプリ連携。Adobe、Evernote、Trelloなど140以上のビジネスアプリに対応
- Microsoftのセキュアなグローバルインフラストラクチャーで動作。組織内外に関わらず、あらゆるユーザーと通信・協業が可能
「Outlook」および「Exchange」を利用したメールのホスティング、会議のスケジューリング、1TBのユーザーストレージが必要な場合は、有償版の契約が必要となる。
なお、「Microsoft Teams」はWebブラウザーで利用可能。専用のクライアントアプリも用意されており、Windows(デスクトップ版とストアアプリ版)、Mac、モバイル端末(iOS/Android)で利用できる。