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“Skype for Business Online”の提供は2021年7月31日まで ~Microsoftが発表
一般向けの「Skype」やサーバー製品の「Skype for Business Server」には影響なし
2019年7月31日 11:30
米Microsoftは7月31日(現地時間)、“Skype for Business Online”の提供を2021年に終了すると発表した。ユーザーは“Microsoft Teams”へ移行する必要がある。
“Skype for Business Online”(旧称:Microsoft Lync Online)は、同社のサーバー製品「Skype for Business Server」をクラウド経由で提供したリアルタイムコミュニケーションサービス。“Office 365”製品の一部となっているほか、“Skype for Business Online”単体プランを購入して利用することも可能。クライアントには「Skype for Business」アプリ(Windows/Windows Phone/Mac/iOS/Android)などを用いる。
“Skype for Business Online”は2021年7月31日をもって提供が打ち切られ、サービスへのアクセスが不能となる。それまでは必要に応じてユーザーの追加なども行える。ただし、2019年9月1日からはすべての新規“Office 365”ユーザーに対し、チャットやビデオ会議、音声通話では“Microsoft Teams”の利用が提案されるようになる。
なお、“Skype for Business Online”が終了しても一般ユーザー向けの「Skype」やサーバー製品の「Skype for Business Server」には影響なく、これまで通り提供されるとのこと。