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「Microsoft Teams」のLinux向けクライアントが開発中であることが明らかに
フィードバックサイト“UserVoice”では9,000以上の賛成票を集める
2019年9月13日 06:45
「Microsoft Teams」のLinux向けクライアントアプリが開発中であるという。開発チームのメンバーが9月6日、フィードバックを募るサイト“UserVoice”で明らかにした。
「Microsoft Teams」は、ビジネスユーザー向けグループウェア。「Slack」のようなグループチャットを中核に、オンライン会議、画面共有、ファイル共有、「Office 365」アプリなどを統合している。2018年7月からは、無償でも提供されている。
「Microsoft Teams」のクライアントアプリは現在、Windows版とMac版(加えて、Webブラウザーでも利用可能)がラインナップされているが、競合となる「Slack」にはLinux版が用意されているにもかかわらず、「Microsoft Teams」にはそれがない。そのため、Linux端末が混在する組織では「Slack」が選ばれることも少なくなかった。“UserVoice”でも2016年11月以降、Linux版クライアントの追加を求めるアイデアが9,000票以上を集めるなど要望が多く寄せられていたが、ようやく対応に乗り出した格好だ。