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オープンソースのマルチメディアフレームワーク「FFmpeg」v4.0.3が公開

CVE番号で1件の脆弱性を修正

「FFmpeg」の公式サイト

 The FFmpeg projectは11月3日、マルチメディアフレームワーク「FFmpeg」v4.0.3を公開した。現在、本ソフトの公式サイトからソースコードを無償でダウンロードできる。

 本バージョンは、最新安定版「FFmpeg 4.0」の不具合を修正するメンテナンスアップデート。各種ライブラリのアップデートが行われたほか、CVE番号で1件の脆弱性(CVE-2018-15822)が修正されている。脆弱性の深刻度は“CVSS v3.0”の基本値で“7.5”、“CVSS v2.0”の基本値で“5.0”。

 「FFmpeg」は、音声・動画ファイルのフォーマットを変換するツールやライブラリから構成されるオープンソースのマルチメディアフレームワーク。「Google Chrome」や「MPlayer」、「VLC media player」といったオーディオ・ビデオを扱うさまざまなソフトで利用されている。Windows向け「FFmpeg」はWindows Vista以降に対応しており、バイナリは“Zeranoe FFmpeg”で提供される予定。