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一部のWindows 10環境でファイルの関連付けにトラブル ~10月のパッチが原因か

「Windows 10 バージョン 1809」「Windows 10 バージョン 1803」で発生

2018年10月の更新プログラムに既知の問題

 米Microsoftは11月9日(現地時間、以下同)、先月の月例更新プログラムを適用した一部の「Windows 10」環境で、ファイルの関連付けが正常に行えない問題が発生していることを明らかにした。

 同社によると、以下の更新プログラムをインストールした環境では、Win32アプリを“既定のアプリ”としてセットできない場合があるという。たとえば“.txt”という拡張子を持つファイルを常に「メモ帳」で開くように指定しても、設定が正常に記憶されず、ダブルクリックで他のアプリが起動してしまう。

 「Windows 10 バージョン 1809(October 2018 Update)」向け

 「Windows 10 バージョン 1803(April 2018 Update)」向け

 この問題は、ファイルの右クリックメニューにある[プログラムで開く]コマンドを利用した場合も、「設定」アプリの[アプリ]-[既定のアプリ]セクションを利用した場合も、同様に発生しうる。ファイルの関連付けを一旦リセットすればトラブルを解消できるケースも確認されているが、設定のバックアップ・復元はユーザーの手で行う必要があるため、レジストリやスクリプトの知識が要求される。

ファイルの関連付けを一旦リセットすればトラブルが解消することも

 同社は問題の解決に取り組んでおり、今月後半には修正プログラムを提供するとしている。