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Windows Update後の自動再起動のみを抑止可能になった「Windows10 設定変更ツール」v1.7
Windows 10 April 2018 Update以降でもWindows Updateを抑止可能に
2019年1月11日 06:30
Windows 10のWindows Updateを抑止できる無料ツール「Windows10 設定変更ツール」の最新版v1.7が1月6日に公開された。本バージョンではWindows Update適用後の自動再起動のみを無効化する機能が追加された。
「Windows10 設定変更ツール」は、「Windows 10 Home」では標準のユーザーインタフェイスから行えない“Windows Update”、“自動メンテナンス”および“コルタナ”の設定を変更するためのツール。“Windows Update”に関しては、バックグラウンドタスク(「WinUpdateManager」)で機能を抑止することも可能。
自動再起動のみを無効化するには、まず「WinUpdateManager」を起動して設定画面を開き、自動再起動を無効化する曜日と時刻のチェックボックスをすべてONにする。次に、[Windowsの自動再起動を抑止する]チェックボックスをONにすれば、チェックボックスをONにした曜日と時刻はWindows Updateが適用されても自動で再起動が行われないようになる。この機能はWindows Updateのアクティブ時間設定を現在の時刻から12時間後まで1時間に1回書き換えることで実現しているとのこと。
さらに、Windows 10 April 2018 Update以降ではWindows Updateのサービスを無効化していても、1日程度で自動的に有効化されてしまう仕様になったことへの対策として、1分間隔でサービスを監視して有効化されていれば無効化する機能が追加された。これにより「WinUpdateManager」の設定画面で[Windows Updateを無効化する]チェックボックスをONにすれば、Windows Updateを常に抑止できるようになった。
なお、Windows Updateのサービスが無効化されていると、手動でのWindows Updateやストアアプリのダウンロードが実行できなくなる。そのため、これらの操作を行う時は「WinUpdateManager」のタスクトレイアイコンから[監視機能を無効にする]項目をONにして一時的に本ソフトの機能を停止する必要があるので注意。
「Windows10 設定変更ツール」は、64bit版を含むWindows 10に対応するフリーソフト。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Windows10 設定変更ツール」
- 【著作権者】
- 西村 誠一 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.7(19/01/06)