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特定Wi-Fi・アプリ利用時に“Windows Update”を抑止「Windows10 設定変更ツール」v1.5
バックグラウンドタスクの生存を監視するプログラムも追加して信頼性を向上させる
2018年1月15日 14:19
通常は変更できないWindows 10の設定を変更できるツール「Windows10 設定変更ツール」の最新版v1.5が、14日に公開された。本バージョンには“特定のWi-Fi接続中のみWindows Updateを禁止する”機能や“特定のプログラム実行中のみWindows Updateを禁止する”機能が新たに実装された。
「Windows10 設定変更ツール」は、「Windows 10 Home」では標準UIから行えない“Windows Update”、“自動メンテナンス”および“コルタナ”の設定を変更するためのツール。“Windows Update”に関しては、バックグラウンドタスク(WinUpdateManager)で機能を抑止することも可能。
本バージョンではこのバックグラウンドタスク機能が拡充され、特定のWi-Fiに接続している場合や、特定のプログラムが起動している場合のみ“Windows Update”を禁止できるようになった。これらのオプションは、バックグラウンドタスクのタスクトレイアイコンの右クリックメニューからアクセスできる[設定]ダイアログから有効化することが可能。モバイルルーターを利用している場合やペイントソフトで作業中の場合だけ“Windows Update”を抑止したいといったニーズに応えてくれる。
また、バックグラウンドタスクの生存を監視するプログラムをタスクトレイに常駐させる機能も追加された。これはOSをスリープさせた場合にバックグラウンドタスクが終了してしまうケースに対応したもので、バックグラウンドタスクの動作に万全を期したい場合に役立つだろう。
「Windows10 設定変更ツール」は、64bit版を含むWindows 10に対応するフリーソフト。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Windows10 設定変更ツール」
- 【著作権者】
- 西村 誠一 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.5(18/01/14)