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作業に集中できる“Zen モード”を搭載した無料テキストエディター「Mery」ベータ版v2.6.15
“ワークスペースの保存・復元”機能も追加
2019年3月6日 06:20
フリーの高機能テキストエディター「Mery」の最新ベータ版v2.6.15が、3月2日に公開された。最新ベータ版では、“Zen モード”など作業に集中するための機能が追加されている。
“Zen モード”は、ツールバーやステータスバーをはじめとする余計なユーザーインターフェイスを非表示にし、全画面表示することで、作業に集中できるようにするモード。画面上にはエディター部分と全体の文字数・選択範囲の文字数のみが表示され、その他には何も表示されない。
初期状態ではエディター部分が画面中央にこぢんまりと表示されるが、エディター部分の端をドラッグすることで表示サイズを変更できる。マウスカーソルを画面上部に移動すると通常の表示に切り替わりツールバーやタブバーなどを利用可能だ。“Zen モード”は[表示]メニューの[Zen モード]から利用できる。
また、カーソルがある行が常に画面の中心なるように自動スクロールする“タイプライタースクロール”機能も追加された。“Zen モード”と組み合わせて利用することも可能で、併用することでより作業に集中できるだろう。
このほか、ソフトの終了時に開いていたファイルの状態を保存し、次回起動時に復元できる“ワークスペースの保存・復元”機能も追加された。オプションで“元に戻す(アンドゥ)”のデータも保存することが可能だ。なお、[オプション]画面の[自動保存]タブで[元に戻す情報を保持する]オプションを有効にしていない場合は1度も保存していないファイルは“ワークスペースの保存・復元”の対象外となるため注意しよう。
「Mery」のベータ版は、64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/10に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Mery」ベータ版
- 【著作権者】
- Kuro 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.6.15(19/03/02)