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「Microsoft To-Do」にMac版が登場 ~“Mac App Store”で無償提供

Windows 10/iOS/Android/Webと共通のデザイン、ミニビューなどの独自機能も

「Microsoft To-Do」のMac版がリリース

 米Microsoftは6月17日(現地時間)、タスク管理アプリ「Microsoft To-Do」のMac版をリリースした。macOS 10.13以降に対応するフリーソフトで、現在“Mac App Store”からダウンロード可能。

 「Microsoft To-Do」は、同社が買収した「Wunderlist」をベースとしたタスク管理サービス。やるべきこと(タスク)を登録しておけば、「Microsoft To-Do」がそれを学習して優先して処理すべきタスクを提案してくれる。このサジェスト機能の助けを借りながら一日の計画を“今日の予定”リストで管理し、登録されたタスクを毎日消化するのが基本的な使い方だ。ユーザーインターフェイスはシンプルなので、初めてのタスク管理アプリとしてもお勧めできる。

 また、“Office 365”をはじめとするMicrosoftサービスとの親和性が高いのも魅力。“Outlook タスク”とタスクを同期したり、“Outlook”でフラグを付けたメールをタスクとして自動登録することができる。そのほかにも、他のユーザーとタスクリストを共有する機能、25MBまでのファイルをタスクに添付する機能などを備える。

 「Microsoft To-Do」に登録したタスクは“Microsoft アカウント”で同期され、PC(Windows 10)、モバイルデバイス(iOS/Android)、Webのいずれからもチェックや登録が可能。今回リリースされたMacアプリも、これらのプラットフォームと共通のデザインとなっているので、既存のユーザーはすぐに馴染めるだろう。最近利用できるようになった「Microsoft Planner」との連携こそまだサポートされていないものの、[⌘]+[2]キーでミニビューへ切り替えられるなど、独自の工夫もみられる。

ミニビューへ切り替えることも可能