ニュース
Microsoft、「スマホ同期」アプリのモバイル通知機能を一般リリース
スマートフォンに送られてきた通知をPCで受信可能
2019年7月3日 08:30
米Microsoftは7月3日(日本時間)、「スマホ同期」アプリのモバイル通知機能を一般リリースした。現時点でのロールアウトは50%のユーザーに限定されているが、今週中にはすべてのユーザーに展開されるという。
「スマホ同期」アプリは、PCからモバイル端末のデータへアクセスできるようにするツール。「Windows 10 October 2018 Update」以降のOSには標準搭載されており(対応は「April 2018 Update」以降)、Android端末のSMSをPCから閲覧・送信したり(MMSはテスト中)、端末のカメラで撮影した写真を一覧・共有することができる。
今回一般リリースされたのは、スマートフォンに送られてきた通知をPCで受信する機能だ。スマホをカバンやポケットに入れたまま、SMSなどモバイルアプリの新着情報をデスクトップのトースト通知で受け取ったり、不要な通知をその場でモバイル端末から削除できるようになる。PCで受け取る通知は、モバイルアプリ単位でON/OFFすることも可能(v1.19061.410.0で確認)。
「スマホ同期」アプリのモバイル通知機能は、v1.19052.657.0以降でサポートされる。利用の際は、コンパニオンアプリ「スマホ同期管理アプリ」をAndroid端末側にインストールして、PCからのアクセスを許可しておく必要がある。