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1件の脆弱性を修正した「Wireshark」v3.0.3が公開 ~v2.4系統はサポート終了

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「Wireshark」v3.0.3が公開

 オープンソースのネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark」の最新安定版v3.0.3が、7月17日に公開された。本バージョンは不具合への対策が中心のメンテナンスアップデート。Windows/Mac版インストーラーに付属する「Qt」が「Qt 5.12.4」に、「Npcap」が「Npcap 0.996」へと更新されたほか、脆弱性の修正も行われている。

 リリースノートによると、今回修正された脆弱性はCVE番号ベースで1件。“ASN.1 BER”関連のディセクターエンジンがクラッシュする不具合が解決された。本脆弱性は旧バージョンにも影響するため、修正版のv2.6.10/v2.4.16が同日付けでリリースされている。

 「Wireshark」はWindows/Mac/Linuxなどに対応しており、現在ソースコードとWindows/Mac向けのインストーラーが本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。また、Windows向け最新安定版のインストーラーは窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

 なお、v2.4系統は7月19日で初回リリースから2年を迎え、サポート期間が満了した。今回リリースされたバージョンが最後の更新となる予定なので、まだ利用しているユーザーは新しいバージョンへの移行が必要だ。

ソフトウェア情報

「Wireshark」Windows向け安定版
【著作権者】
Gerald Combs and contributors
【対応OS】
Windows 7/8/10およびWindows Server 2008 R2/2012/2012 R2/2016/2019
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.0.3(19/07/17)