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無料の老舗動画編集ソフト「AviUtl」に6年ぶりの新バージョン

v1.10テスト版が公開

「AviUtl」v1.10テスト版

 老舗の動画編集ソフト「AviUtl」の6年ぶりの新バージョンとなるv1.10テスト版が、8月18日に公開された。Windows XP/7などに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 10で動作確認した。現在、作者のWebサイトからダウンロードできる。

 「AviUtl」は、ノイズ除去や色調補正などのフィルターや動画の連結機能などを備えた動画編集ソフト。プラグインで機能を拡張でき、SDKも公開されているため、ユーザーが作成した数多くのプラグインがネット上に公開されている。まだパソコンによる動画編集が一般的でない1997年に開発が始められ、以来コツコツとバージョンアップを重ねてきたが、2013年にv1.00に到達した以降は6年間以上新バージョンが公開されていなかった。

 今回公開されたv1.10テスト版では、ビルド環境が更新されたほか、映像キャッシュを共有メモリで確保することで、4GBを超えるメモリを活用できるようになっているという。また、メモリの確保失敗時にキャッシュサイズを調整して再試行できるようになるなどの改善が施されている。

ソフトウェア情報

「AviUtl」
【著作権者】
KENくん 氏
【対応OS】
Windows XP/7など(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.10テスト版(19/08/18)