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「TATEditor」のiOS版がリリース ~Windows/Androidで人気の縦書きエディターがiPhone/iPadでも
PDF出力機能も備えており、アプリ単体で原稿の執筆から入稿データの作成までをカバー
2019年9月2日 06:45
縦書きでテキストを作成・編集できるアプリ「TATEditor」のiOS版が、8月28日に公開された。「TATEditor」はもともとWindows向けに開発されたが、4月にAndroidへ移植。iOS版のリリースも期待されていた。
「TATEditor」は、ルビにも対応した縦書きテキストエディター。PDF出力機能も備えており、このアプリ単体で原稿の執筆から入稿データの作成までをカバーできる。テキストをプロジェクト単位で管理し、章単位でテキストを分割できるので、長編の小説や連載作品、長尺のシナリオの執筆にも十分耐えられる。
そのほかにも、エディターの配色をカスタマイズする機能、フォントの切り替え、リアルタイム文字カウンター、プロジェクトやテキストにひもづくメモなどの機能を搭載。文字コードを自動判別して取り込むことも可能で、他のアプリから共有された非Unicodeテキストも扱える。
TATEditor for iOSをリリースしました。Android版のリリースから4ヶ月、大変長らくお待たせしました。iOS版でも縦書きでのテキスト編集に加えルビ機能や、縦書きPDFの出力機能があります。ぜひご利用ください。https://t.co/jYrSiepqWlpic.twitter.com/Ge4s0AFzBt
— 四九六々(縦書き用) (@496_)August 28, 2019
iOS版「TATEditor」はiOS 9.0以降に対応しており、現在“App Store”から無償でダウンロード可能。“pixivFANBOX”で開発の支援も受け付けている。
なお、8月30日には不具合を修正したv1.0.1が公開されている。
ソフトウェア情報
- 「TATEditor - 縦書きエディタ」iOS版
- 【著作権者】
- Ryo Nonaka 氏
- 【対応OS】
- iOS 9.0以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.0.1(19/08/30)