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「Firefox」v73.0.1が公開 ~サードパーティ製セキュリティソフトにより異常終了する問題を解決

安定性に関わる問題の修正が中心

「Firefox」v73.0.1

 Mozillaは2月18日(米国時間)、デスクトップ向け「Firefox」の最新安定版v73.0.1を公開した。本バージョンは、安定性に関わる問題の修正が中心のメンテナンスリリース。脆弱性の修正はアナウンスされていない。

 今回のアップデートで修正された主要な問題は、全部で5件。なかでも「0patch」や「G DATA」などのサードパーティ製セキュリティソフトを利用しているWindows環境で「Firefox」がクラッシュする問題は比較的影響が大きそうだ。

 そのほかにも、Windowsの互換モードやアンチエクスプロイト機能が有効になっている環境で正常に動作しない問題、カナダロイヤル銀行(RBC)のWebサイトに接続できない問題、印刷プレビューモードを閉じると意図せず「Firefox」が終了する問題、特定のLinux環境で暗号化されたコンテンツを再生するとクラッシュする問題が修正された。

 デスクトップ版「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 7/8/10に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。すでに利用している場合は、画面右上のメインメニュー(横3本線アイコン)から[ヘルプ]-[Firefox について]へアクセスし、バージョン情報ダイアログを開くと手動でアップデートできる。