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Apple、Windows版「iTunes 12.10.5」「iCloud 7.18/10.9.3」をリリース

CVE番号ベースで13件の脆弱性を修正

Apple、「iTunes 12.10.5 for Windows」を公開

 米Appleは3月24日(現地時間)、メディアプレイヤー「iTunes 12.10.5 for Windows」を公開した。翌日リリースされたクラウドストレージクライアント「iCloud for Windows 7.18」「iCloud for Windows 10.9.3」ともども、脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。

 「iTunes 12.10.5」で修正された脆弱性は、CVE番号ベースで13件。「libxml2」や「WebKit」で発見されたセキュリティ欠陥が解決された。任意コードの実行や機密情報の情報漏洩、クロスサイトスクリプティングなどの問題が修正されているので、できるだけ早く対処しておきたい。

 一方、「iCloud 7.18」「iCloud 10.9.3」で修正された脆弱性も、CVE番号ベースで13件。内容も「iTunes 12.10.5」と同じだ。

 Windows版「iTunes 12」「iCloud 7」は64bit版を含むWindows 7以降に対応するフリーソフトで、現在、同社のWebサイトからインストーラーをダウンロード可能。すでに導入済みの場合は「Apple Software Update」から最新版へ更新することもできる。

 「iCloud 10」はWindows 10専用で、現在“Microsoft Store”から無償でダウンロード可能。「OneDrive」アプリの“Files On-Demand”機能と同等のテクノロジーなど、Windows 10ならではの機能が盛り込まれている

ソフトウェア情報

「iTunes」Windows版
【著作権者】
Apple Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
12.10.5(20/03/24)
「iCloud for Windows」インストーラー版
【著作権者】
Apple Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
7.18(20/03/25)
「iCloud for Windows」ストアアプリ版
【著作権者】
Apple Inc.
【対応OS】
Windows 10以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
10.9.3(20/03/25)