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デスクトップ版「Google Earth プロ」v7.3.3が公開 ~ストリートビューが更新、Web版を開くコマンドも
2件の脆弱性が修正されているので、早めのアップデートを推奨
2020年4月30日 13:00
米Googleは4月21日(現地時間)、デスクトップ向けバーチャル地球儀ソフト「Google Earth プロ」の最新版v7.3.3を発表した。Windows/Mac/Linuxに対応しており、現在、本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。Windows版は64bit版を含むWindows 7以降で利用できる。
v7.3.3ではストリートビューがアップデートされ、Web版の「Google Earth」に準じたナビゲーションで探索が可能になった。ツールバーの[Google Earth(ウェブ用)で表示]ボタンを押せば、デスクトップ版で見ている場所をWeb版の「Google Earth」で開くこともできる。
また、地理上の場所を6~7字のアルファベットや数字、記号で表現した“プラス コード(plus code)”のサポートも拡充。地図上で[Shift]キーを押しながらマウスをクリックすれば“プラス コード”を取得できるようになったほか、検索結果も拡張された。
そのほかにも、目印に写真を追加すると、埋め込まれたGPS情報を元に目印が自動的に再配置されるようになった。GPS インポートでGeoJSON形式が利用できるようになるなどの改善も盛り込まれている。
なお、本バージョンでは2件の脆弱性が修正されているとのこと(CVE-2020-8895、CVE-2020-8896)。旧バージョンを利用している場合は、アップデートを推奨する。
ソフトウェア情報
- 「Google Earth プロ」Windows版
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 7.3.3.7673(20/04/21)